青年は世界をあるく



2013年5月19日(日)
「国を出よ、世界は夢で溢れてる」というテーマの写真が、ロビーの壁に山のように張り込まれている。学生の宮崎祐輔君が、80日間であちこち歩いた記録展。

ずっと以前は学生の特権だった、ふらふら海外旅行。
いつの頃からか、しなくなったらしい。

だから、結構「絶滅危惧種的」な宮崎君のこの行動、「頑張ったわね」と思いながら、他方では、「まだまだ甘い〜(笑)」と思う。
けど、まぁ、何時の世も、オトナはワカモノ(ゴマメなんだから)を応援するべきなんで、「もっとやれやれ!」と心でけしかける。

彼は世界をみて歩き、台湾大学でも展示をした結果、将来的に学生交流プログラムのようなものを作るための基金に、絵はがきも・・といろいろ計画中らしい。




実は、右側のおにいさんも京大の院生。物静かな感じの人だけど、旅に出始めたのはおにいさんの影響。仲が良さそうで少し羨ましい。

目下の所、毎日のように博物館に来ては、う〜ん?、と行程地図を増やしたり、メッセージボードを作ったり、日々進化中。

一度、探検の大先輩のSさんに見てもらったら?、喜ぶ(Sさんが)、と思うなぁ。

太陽フレアを花山天文台でリアルタイムに!


2013年5月17日(金)
今日、載ってました。ひさびさの大きい太陽フレア。

実は・・14日に花山天文台で、なんと!ちょうどこのフレアの最大値をマークしたときにいわせてました。


よめますか・・かなり粗いですが、X線値がどんどん上がっていって、みんなでわーっと見つめるなかで数年前の最大値を超えたんですね〜。

なんだかちょっと世紀の一瞬を地味〜に共有した気分でした。


外はこんなに穏やかなのに・・・
そして日本で一番ふるい天文台なのに・・・
やっぱりすごい!!







標本の個人史

2013年5月15日(水)
今日のお客様は、昭和38年(サンパチ組というらしい)に工学部卒業の同窓会のみなさま。
なんと、30人のクラスのうち、今回の出席は26人という出席率のよさ!ほんとに仲がよさそうでしょう?

それで、みなさんが「標本の本」の回りに集まってわいわいおっしゃる。
実はこのページの標本(医学部岡田先生の蝶のコレクション)は、どうやらこの同窓生の1人の方のお兄さんのものなのだとか。
数人が寄ってたかって、とっても楽しそうに、我が事のように嬉しく話される。

「僕も実は蝶が好きで集めてる」とも言われる別の方。

「ね、見本として、この(蝶の)ページ、開けておいてね。今日だけでもいいから」とかわいらしく頼まれる。

もちろんですとも!

標本だって、それぞれの個人史があるんですね〜。
ほのぼのした一日でした。ありがとうございました、サンパチ組の大先輩!

眠りの文化・眠りの科学

2013年5月10日(金)

博物館セミナー「眠りの文化研究」by重田氏
農学部、アフリカ研究者である重田氏が開講して、いま京大で一番人気?(なんせ受講希望者は700人も!抽選で半分に)の講座の概要の話。

眠りという行動を「文化」として見る。
「ねぼけるんじゃない!」などというようにマイナスイメージで語られがちな「非効率」な眠りを切り口に「文化」(は、いろいろ)にアプローチする、という手法らしい。

眠りって、わかんない・・・しかも身近、しかも自分のこと・・・ということで、みんなが興味を持つのはわかるなぁ。

写真のスライドは、アフリカで子どもが寝ている姿。どこにでもあるような・・

しかし、日本と韓国以外で、「オトナ」が「公衆の面前で」寝ることはないらしい。
国会や電車のできごとは、日本独自だって。それもびっくりです。
ふーむ。

関係書籍を仕入れてみるかな〜 パラばらっとよんだけど、おもしろい。

地質の日

2013年5月11日(土)

今日と明日は京大で「大地が語る」というタイトルで地質の日のロビー展示です。

化石好き、石好き、物理好き、お菓子好きのひとたち大集合!
「標本の本」(青幻舎)のなかの写真の、実物も収蔵庫からでてきました!
やっぱり実物のインパクトつよし!

それに、偏光フィルターつき「ルーペ」、これ簡単ですっごくおもしろい!!石がきらきら!チョウチョになった気分です。なぜか?って・・・それはご覧下さい。そして(故)日高敏隆先生の本を読んでみてね

あーそれから、ジオガシ売ってます。
食べられる地形(笑)

ぜひお立ち寄り下さい。

あおぞら子ども博物館-3-

さて、つづきです

動物の頭蓋骨は、子どもだけでなく、オトナにも興味を持たれます。
どうみても通りすがりのアート系の男性が、あちらからこちらからなめるように頭蓋骨を見てました。自然の造形は美しいのかも。ちょうど向かいの西行庵と、近くの高台寺円徳院で有名な写真展(京都GRAPHY)をやっていたので、その帰りかもしれませんね。



ワークショップに飽きたこどもたちは、客席の探検。こんなひろいんだもん、いいよね!


 鯉のぼり、できました!うまい!


 こういうときは、お母さんが尊敬されるかな?


お出汁・・タネ入り・・でほっとひといき!おいしいね〜


こんな感じで、まったりと。
いつもはミュージシャンの独壇場が・・


ものすごく熱心に傘を描いてくれてました。ブラジルテイスト!


桜井先生の「エレメントランプ」大会。うー、難しい!



ということでまた来年!



あおぞら子ども博物館-2-


2013年5月5日 子どもの日

さて、八坂神社近くの円山野外音楽堂を借り切っての「青空子ども博物館」の様子を写真でご紹介しましょう
それぞれのコーナーで頑張る学生、院生たち


多面体コーナーではお父さんも必死です。


昆虫コーナーはこわごわ。熱心なおにいさんの説明にだんだん前に寄ってくるこどもたち


紙のコーナーは女子に人気



こちらは今回の目玉「お出汁の飲み比べ」
まずは「昆布だし」 つぎに昆布+鰹節で椀物につかわれる「一番だし」
おもわず「ん〜!んまい!」 その次に煮物などに使われる「二番だし」



立体の多面体はおなじみ。こどもたちは真剣に


あれ〜?こんなギャル(死語)も動物の骨には興味津々!


大盛況も、こうやって、表で道行く人たちに声をかけるチームのおかげ!
縁の下の力持ち、ご苦労様!


あ、ちょっとパチリ! いい笑顔!


あおぞら子ども博物館

2013年5月5日(日)

やっぱり子どもの日は晴天!

恒例青空子ども博物館 in 円山音楽堂開催しました。
今年は始まるまえに集合写真をぱちり・・・

これから分けてご紹介していきますが、今年はお出汁の研究(ロータリークラブ)なんてのもあって、「京都でよかった!」でした。



今年の新顔、「傘に絵を描こう」「ミニ鯉のぼりをつくろう」では、こんな作品も。
雨の日がたのしみです。



楽しかったね!

眠りの文化研究

2013年5月9日(木)
いま、京大の人気授業の一つに「眠りの文化研究」というのがあるらしい。
明日は学内(一応京大関係者)セミナー、ということで重田氏の発表。
うーん。なんだか奇妙な枕の写真?

なかなかおもしろそうであります。