2015年10月14日(木)
久しぶりです・・・。
いま会期中の「研究を伝えるデザイン展」。教育資料を中心に、時代ごとの苦心や考えてることや、大切にされていた価値観などが読み取れておもしろい。

この機関車は、日本で制作されたもの。木製ですべて作られた模型。今までカバーされて玄関にあったが、展示室にて、生き生きしているよう。
後ろは、カタツムリの模型や、蚕の模型、貝の布製模型など・・今のジャンルでいうと、天文学、生物学、工学、地質学、考古学・・など幅広い、その上、デザインを考えるコーナーもあって、興味深い。
11/8迄。

謹賀新年

2014年1月1日
あけましておめでとうございます!
今年も、翔るミュゼップでありたいと思います。
あたたかく、そして刺激的にまいります。

どうぞよろしくおねがいします。

写真は、京都、北野天満宮(菅原道真公・学問の神様)の巨大絵馬です。
ここは、江戸時代、算額や絵馬がたくさん奉じられました。
天皇家ともつながりが深く、秀吉はこのとなりの上七軒で北野の大茶会を行いました。
京都はいろんなことが、昔からつながっています。そのお陰で毎日が福福しくすごせます。どうぞ京都にお越しください。

時計台占拠?

2013年11月29日(金)
今日の昼頃、時計台が、ヘルメット、タオル、ピンクの着ぐるみを着た学生達に占拠されました!?

お、何十年ぶりの光景?。熊野寮のなんとか・・・・らしいですが、よく聞こえなかったんですが。
惜しむらくは1時ころになると、マイクで「えー、間もなく午後の講義がはじまります。熊野寮の歌をつくったので、みなさんで一緒に歌いましょう」と小学校の昼休みの放送のような趣・・・。

真面目なんだろうけど、おとなしくて、コスプレ大会とかテーマパークのアトラクションのような感じでしたよ・・とほほ。

巣箱展(みやこめっせにて)

2013年9月25日
あっ、今日までです!
ミュゼップで毎年「はちみつの日」にミツバチのなぞをさぐれ、というイベントをしてくれてる大久保さんの展覧会「巣箱×アート展」、現在みやこめっせにて開催中です。

巣箱って、いろんな形や色がありますね〜。
やっぱり自然の切り株を使った方がハチが入りやすいそうですが、お社型とか、お節料理がはいってそうな形とか・・・さまざまな工夫を凝らしてつくっておられて楽しいです。

よかったらぜひ!

ミュゼップこどもサロン「蜂蜜のなぞをさぐれ!vol3」



 2013年8月3日
今日は「はち」がつ「みっ」か-はちみつの日、ということで恒例「ミュゼップこどもサロンはちみつのなぞをさぐれ!」
西陣はちみつ店ドラートの大久保店長の協力のもと、ミツバチが集めてくる花(の蜜を蜂蜜が蔗糖に分解して巣に貯めたものが蜂蜜)によって、どんなに蜂蜜の味が違うか、レアな「ききはちみつ」。
そして、京都府立植物園のお花を数々紹介してもらいました。
蜜を集めるのは「メス」蜂!。そして、お尻がまるいのが「オス」だとか、ぜんぜん知りませんでした〜!

普通に売ってる蜂蜜は各地産をブレンドしたり、あるいは工業的に合成した糖などを混ぜているものもあったりして、こんなに「味」がシンプルに違うのって感動的です!

私のお気に入りは「クリ」と「森の炎」(マレーシア)。どちらもこってりした癖のある蜂蜜です。・・というと、ショップ学生スタッフのIさんも「わたしもこれがすき〜」と意見が一致しました!




夏に元気いっぱい

2013年7月12日(金)
7月は京都は祇園祭。もうすぐ宵山・・・ということは、いま京都は猛暑!+夕立の時期です。博物館スタッフもあつくてへばり気味・・・。

そんな中で、今日はステキなグループがやって来ました。
宮崎県からの修学旅行の広瀬中学のみなさん。

自販機のジュースをごきゅごきゅ・・「あー、生き返った!」。
グループだけなので、「タクシー観光?」と聞くと「市バスでーす」、
おお、それはご苦労さまです!さすが若い。

「宮崎って、美味しいモノあっていいね?ほら、地鶏とか・・」というと、
「あー、チキン南蛮美味しいですよ」「マンゴーも!」「薄く切ったドライマンゴー好き!」・・と賑やかなこと。

店内の、「さわってみよう」コーナーの石墨や滑石などもわいわい順番にお試し。
生き生きしてるなぁ。

「さー、これから昼ご飯、お蕎麦食べにいきます!」と元気よく炎天下に飛び出して行きました。楽しい修学旅行でありますように!
わたしもちょっと元気わけてもらいましたよ。
あ、しまった!展示の感想聞くのわすれまちゃいました。また大人になったら来て話してくださいね。というか、京大に入って!待ってます!

石に響くウード


2013年6月22日(土)

急ぎで決まったライブでしたが、わざわざお越し下さったお客様も含め、博物館ならではの常味裕司さんのトーク&ライブでした。

アラブという、地中海からアフリカ大陸を含め広大な面積と人口を含む世界の音楽。
私たちが「常識」と思ってること・・例えば12音階は一地方の音楽でしかないこと・・などは世界的には常識じゃないことも多い、ということも含め、繊細な音の調べに耳を傾けたひとときでした。

夜は、別の場所で本格的にアラブ・トリオのライブでした。


ダルブッカ(タブラ)と5度4度に調律したバイオリンとのトリオ、だんだん自然に盛り上がり、掛け合いも楽しく、「こういうのを一晩中聴くのって、人間が大きいなぁ」とおもってしまいましたよ。

どうしてこんな死セル者ノ音を活キテ聞ク、音楽とはなんぞいの?とまたまたぼーっとかんがていました。
研究は常に新しいものを思索するのに。


ミュゼップサロン「世界の音楽を知ろう アラビア・トーク&ライブ」


2013年6月17日(月)

今週末!
ロビーで、ウードのトーク&ライブがあります。
ウード演奏とお話は、日本を代表するウード奏者、常味裕司さん。
実に繊細な音律のアラビア音楽。シルクロードの行き先・・あまり聞く機会がありませんが、ぜひこのウードの演奏とお話を聞きにいらしてください。

中東の演奏者よりすごい!といわれる常味さんですが、普段はソフトな語り口の男性です。楽器をみるだけでも楽しいです。

ロビーではぴちぴちの学生・宮崎君が「21歳.21カ国の旅」写真展を延長して開催中。
若い冒険譚と、せつない音楽とのひととき、どうぞお楽しみに。

無料(入館料は有料です)

青年は世界をあるく



2013年5月19日(日)
「国を出よ、世界は夢で溢れてる」というテーマの写真が、ロビーの壁に山のように張り込まれている。学生の宮崎祐輔君が、80日間であちこち歩いた記録展。

ずっと以前は学生の特権だった、ふらふら海外旅行。
いつの頃からか、しなくなったらしい。

だから、結構「絶滅危惧種的」な宮崎君のこの行動、「頑張ったわね」と思いながら、他方では、「まだまだ甘い〜(笑)」と思う。
けど、まぁ、何時の世も、オトナはワカモノ(ゴマメなんだから)を応援するべきなんで、「もっとやれやれ!」と心でけしかける。

彼は世界をみて歩き、台湾大学でも展示をした結果、将来的に学生交流プログラムのようなものを作るための基金に、絵はがきも・・といろいろ計画中らしい。




実は、右側のおにいさんも京大の院生。物静かな感じの人だけど、旅に出始めたのはおにいさんの影響。仲が良さそうで少し羨ましい。

目下の所、毎日のように博物館に来ては、う〜ん?、と行程地図を増やしたり、メッセージボードを作ったり、日々進化中。

一度、探検の大先輩のSさんに見てもらったら?、喜ぶ(Sさんが)、と思うなぁ。

太陽フレアを花山天文台でリアルタイムに!


2013年5月17日(金)
今日、載ってました。ひさびさの大きい太陽フレア。

実は・・14日に花山天文台で、なんと!ちょうどこのフレアの最大値をマークしたときにいわせてました。


よめますか・・かなり粗いですが、X線値がどんどん上がっていって、みんなでわーっと見つめるなかで数年前の最大値を超えたんですね〜。

なんだかちょっと世紀の一瞬を地味〜に共有した気分でした。


外はこんなに穏やかなのに・・・
そして日本で一番ふるい天文台なのに・・・
やっぱりすごい!!







標本の個人史

2013年5月15日(水)
今日のお客様は、昭和38年(サンパチ組というらしい)に工学部卒業の同窓会のみなさま。
なんと、30人のクラスのうち、今回の出席は26人という出席率のよさ!ほんとに仲がよさそうでしょう?

それで、みなさんが「標本の本」の回りに集まってわいわいおっしゃる。
実はこのページの標本(医学部岡田先生の蝶のコレクション)は、どうやらこの同窓生の1人の方のお兄さんのものなのだとか。
数人が寄ってたかって、とっても楽しそうに、我が事のように嬉しく話される。

「僕も実は蝶が好きで集めてる」とも言われる別の方。

「ね、見本として、この(蝶の)ページ、開けておいてね。今日だけでもいいから」とかわいらしく頼まれる。

もちろんですとも!

標本だって、それぞれの個人史があるんですね〜。
ほのぼのした一日でした。ありがとうございました、サンパチ組の大先輩!

眠りの文化・眠りの科学

2013年5月10日(金)

博物館セミナー「眠りの文化研究」by重田氏
農学部、アフリカ研究者である重田氏が開講して、いま京大で一番人気?(なんせ受講希望者は700人も!抽選で半分に)の講座の概要の話。

眠りという行動を「文化」として見る。
「ねぼけるんじゃない!」などというようにマイナスイメージで語られがちな「非効率」な眠りを切り口に「文化」(は、いろいろ)にアプローチする、という手法らしい。

眠りって、わかんない・・・しかも身近、しかも自分のこと・・・ということで、みんなが興味を持つのはわかるなぁ。

写真のスライドは、アフリカで子どもが寝ている姿。どこにでもあるような・・

しかし、日本と韓国以外で、「オトナ」が「公衆の面前で」寝ることはないらしい。
国会や電車のできごとは、日本独自だって。それもびっくりです。
ふーむ。

関係書籍を仕入れてみるかな〜 パラばらっとよんだけど、おもしろい。

地質の日

2013年5月11日(土)

今日と明日は京大で「大地が語る」というタイトルで地質の日のロビー展示です。

化石好き、石好き、物理好き、お菓子好きのひとたち大集合!
「標本の本」(青幻舎)のなかの写真の、実物も収蔵庫からでてきました!
やっぱり実物のインパクトつよし!

それに、偏光フィルターつき「ルーペ」、これ簡単ですっごくおもしろい!!石がきらきら!チョウチョになった気分です。なぜか?って・・・それはご覧下さい。そして(故)日高敏隆先生の本を読んでみてね

あーそれから、ジオガシ売ってます。
食べられる地形(笑)

ぜひお立ち寄り下さい。

あおぞら子ども博物館-3-

さて、つづきです

動物の頭蓋骨は、子どもだけでなく、オトナにも興味を持たれます。
どうみても通りすがりのアート系の男性が、あちらからこちらからなめるように頭蓋骨を見てました。自然の造形は美しいのかも。ちょうど向かいの西行庵と、近くの高台寺円徳院で有名な写真展(京都GRAPHY)をやっていたので、その帰りかもしれませんね。



ワークショップに飽きたこどもたちは、客席の探検。こんなひろいんだもん、いいよね!


 鯉のぼり、できました!うまい!


 こういうときは、お母さんが尊敬されるかな?


お出汁・・タネ入り・・でほっとひといき!おいしいね〜


こんな感じで、まったりと。
いつもはミュージシャンの独壇場が・・


ものすごく熱心に傘を描いてくれてました。ブラジルテイスト!


桜井先生の「エレメントランプ」大会。うー、難しい!



ということでまた来年!



あおぞら子ども博物館-2-


2013年5月5日 子どもの日

さて、八坂神社近くの円山野外音楽堂を借り切っての「青空子ども博物館」の様子を写真でご紹介しましょう
それぞれのコーナーで頑張る学生、院生たち


多面体コーナーではお父さんも必死です。


昆虫コーナーはこわごわ。熱心なおにいさんの説明にだんだん前に寄ってくるこどもたち


紙のコーナーは女子に人気



こちらは今回の目玉「お出汁の飲み比べ」
まずは「昆布だし」 つぎに昆布+鰹節で椀物につかわれる「一番だし」
おもわず「ん〜!んまい!」 その次に煮物などに使われる「二番だし」



立体の多面体はおなじみ。こどもたちは真剣に


あれ〜?こんなギャル(死語)も動物の骨には興味津々!


大盛況も、こうやって、表で道行く人たちに声をかけるチームのおかげ!
縁の下の力持ち、ご苦労様!


あ、ちょっとパチリ! いい笑顔!


あおぞら子ども博物館

2013年5月5日(日)

やっぱり子どもの日は晴天!

恒例青空子ども博物館 in 円山音楽堂開催しました。
今年は始まるまえに集合写真をぱちり・・・

これから分けてご紹介していきますが、今年はお出汁の研究(ロータリークラブ)なんてのもあって、「京都でよかった!」でした。



今年の新顔、「傘に絵を描こう」「ミニ鯉のぼりをつくろう」では、こんな作品も。
雨の日がたのしみです。



楽しかったね!

眠りの文化研究

2013年5月9日(木)
いま、京大の人気授業の一つに「眠りの文化研究」というのがあるらしい。
明日は学内(一応京大関係者)セミナー、ということで重田氏の発表。
うーん。なんだか奇妙な枕の写真?

なかなかおもしろそうであります。

子どもの日は円山音楽堂へ

2013年4月28日(日)
連休始まりましたね!

さて、恒例の「青空こども博物館」、今年も円山音楽堂でやります!。
ぜひ、観光兼ねてお越し下さい。

今年は「京都graphie」という大々的な写真展が京都中の10カ所の有名な建物で5/6まで開催されてますが、その一つが円山音楽堂の向かいの西行庵、もうひとつが近くの高台寺。
これらの写真展を見がてら、円山音楽堂で、ゆったりとワークショップ浸って下さい。

それに今年はロータリークラブが協力してくださり、「出汁の違い」ワークショップなんていう「京都らしいやん!」というものもあります。

ぜひご参加を。予約不要。無料。

★ミュゼップサロンエッセイ「物の物語」★


ミュゼップサロンエッセイ 其の参
「理系女子の京大博物館探検・技術史編」 
~物の物語~

 


 京大博物館の常設展はホームページによると、自然史、文化史、技術史の三つから構成されているらしい。「らしい」と書いたのは、はて、技術史なんてあったっけ? と思ったからだ。
 もちろん行ってみたらちゃんとあった。二階の特別展と常設展をつないでいる休憩室・・・だと思っていたのが「技術史」コーナーだった。


 そこは中央にベンチがある小さな部屋で、壁の片方にレトロな機器が並ぶガラスケースがあり、反対側には体験用のハンドルがついた歯車の機械が並んでいる。しばらく観察していると、この部屋に入ってきた大人も子供も、ガラスケースをさっと眺めたあとは、ハンドルをぐるぐると回しはじめる。


横からのぞくと機械の仕組みが分かるようになっているのだが、そんなことには頓着せず、ただただ一心不乱に回し続ける。そして、六つほどあるハンドルをすべて回し終わったら、満足した顔で次の部屋に移っていく。ここが技術史のコーナーであったことに気がついたかどうかは謎である。

 わたしもとりあえず回してみながら(結構楽しい)、人はなぜハンドルがあると回したくなるのかと考えてみたが、本題から逸れてしまうのでほどほどに切り上げ、反対側の壁に向きあった。


ガラスに顔を貼りつけるようにして、機械を一つ一つ観察していく(凝った演出のせいで大変見づらい)。




これらは京大の前身のひとつである旧制三高時代に授業で使われていた教育用の理化学機器なのだそうだ
百年以上前の機械だ。

 木と金属が組み合わされたものが多い。ぼんやりとゆがむ透明度の低いガラスと、鈍い金色に光る真鍮の輝きは、うっとりするくらい美しい。部屋に飾りたい。

・・・という感想を持つくらいだから、お察しの通り、わたしは物理にも機械にも弱い。理系女子の看板を背負っておいて申し訳ないが(生物と化学は好きだ)、この機器を見て、科学の歴史に思いを馳せることはできない。
誰かこれを使って授業をして欲しい。


昔、研究道具の多くは京都の島津製作所によって作られていたそうだ。旧制三高の学者が昔の島津製作所に技術を求め、島津も三高に機器を提供することで発展した。ああ、この京都の地で、学者と技術者の二人三脚で近代理化学の基礎が築かれたのだ・・。
そんな背景を知って眺めると、なかなか感慨深い。きっと彼らの間にはがっちりとした信頼関係があったのだろう。そして強い信念も。
歴史というのは誰かの信念で作られるのかもしれない。


・・・と感動している間にも、子供たちがどやどやと部屋に入ってきて、ぐるぐるハンドルを回し始める。もうちょっと分かりやすくこの感動を子供たちに伝えられたらいいのだけれど、仕方がない。道具は無口だ。腕のいい技術者みたいに、多くを語らない。


 明治何年という説明書きを眺めているうちに、ふと頭の中にひらめいた情景があった。
 夏目漱石の小説『三四郎』の中に描写されていた野々宮さんの研究室だ。

九州から上京してきた三四郎が、知人の野々宮さんを訪ねて東大に行く。そのとき野々宮さんは、薄暗い地下の実験室で光線の圧力を測定している。そのときの何とも言えないあやしげな装置の描写と、この部屋に並ぶ機械のイメージとは見事に重なる。

 京大と東大で舞台は違っているが、同時代だ。野々宮さんもきっとこんな機械を使って科学を学んだに違いない。そう思った途端に、目の前の機器に命が宿った。眺めて愛でるだけだった骨董品が、使うための道具に変わった。『三四郎』の世界も急に色鮮やかになり、立体的になった気がした。

 目の前に実物があるというのに、わざわざフィクションを介して現実感を得るなんて妙だけど、物語がなければ、物はただの物である。
 物を発掘し、その物語を見つけ出して足りないところを補い、現れた物語を伝える役割が博物館なのだとしたら、何だかそれは小説家の仕事によく似ている、と思った。


(おわり) 




※寒竹泉美(かんちくいずみ) 小説家            
  九州大学理学部・京都大学医学部博士課程修了。


 「月野さんのギター」(講談社)        他       

「標本の本」京大博物館の収蔵室から〜


2013年4月4日(水)
ついにできました!

編集者Mさんが、直感的に「おもしろい!」と感じて数年にわたり粘り強くプロデュースしつづけた本です。

新鮮な感覚で「標本」を解剖し 並べ直し 深い言葉とともにうつくしく装幀したものです。これは研究者にはできない本だ、と思います。



それでも、載っているものはすべてほんもの。京都大学の裏身頃かもしれません。



ゆっくり大切に読める本。どうぞどうぞ可愛がって下さい。