卒業式は晴天

2012年3月27日(火)
今日は卒業式、三人のスタッフが学部卒業、今日の式や授与式の合間に、博物館に立ち寄ってくれました。
今日は残念ながら休館日でしたが、ショップのシャッターは彼女たちを待って全開(笑)。
名残惜しそうに店を眺めてくれたしぐさは、とっても嬉しい最後のプレゼント。

女子学生は袴の子もいれば、振袖のままの子と、それぞれです。
みんなとてもすてき。日本の着物って、すばらしいです。世界で一番大胆で豪華、斬新だと、やっばり思います。こういう美意識は、一生、誇りにしてよいと思います。

これから巣立つ人、研究を続ける人、そしてよき人生のパートナーとスタートを始めた人・・・立つ波有り、晴れの日有り、楽しい時間が待っている。
みんなみんな頑張れ!

そしてこの場にいなかったもう一人にも・・・心から卒業おめでとう!!

シェルピンスキー

2012年3月23日(金)
ちょっと遡り日記。
きれいなピアス、と思ったら、どこかで見た形・・・そう、シェルピンスキー数学の立体のピアスです。
オシャレなのに、あそび要素満点。しかも北緯35度のくすぐりが入ってます。

人間環境学科の研究室の学生さんの試作。
「いいないいな〜」と連発したので、作ってくれそうです。これも楽しみ間もなく販売できるでしょう。軽いんですよ。

まもなく卒業

2012年3月25日(日)
もう桜が咲いてもいいころなのに、今日も寒くて小雨まじり。

「コートも全部実家へ送っちゃって着る物がないんです〜」と、卒業目前にした4回生のNさん。京大の卒業式はいつも遅くて、今年は3月27日(火)。
「もう一年早くミュゼップのスタッフを始めてたらよかったな」と嬉しいことを言ってくれました。

でも、いつもきらきらしていて、しゃべりまくる今のスタッフ達みんな、私もとっても楽しくて頼もしくて大好きです。すてきな時間をありがとう。
卒業は、胸にぽっち穴があくような寂しさもあるけど、幸せな雛鳥が広い世界へ羽ばたくのを眩しく見つめて、ずっと応援したいと思います!

イマジナリキューブパズル

2012年3月22日(木)
人間環境学部の立木先生の数学の立体パズル「イマジナリーキューブ・パズル3H=6T」間もなく完成です。
一個ずつ手作りなので、なかなかたくさんのストックができません。
今日は数個、見本を見ながら組み立ててセットしました。
最後の一個がストンとはまる音はなかなか快感です。

立体の解説の本が主体で、こっち(パズル)が付録です。
入学の記念にいいかも・・。

続えっさほい


2012年3月18日(日)
東北応援歌声メッセージのyoutube版のいくつかのシーンを挙げてみました。
ほんとにいろんな人が、えっさえっさと応援しています。
うちの博物館でもえっさえっさと応援しました。
河村能楽堂の皆さんもえっさえっさと応援して下さいました。

http://www.youtube.com/watch?v=aLxZobEM7e8&feature=youtu.be

えっさほいさっさ


2012年3月16日(金)
博物館でおなじみ、歌手の深川和美さんが呼びかけた東北応援歌声メッセージが1000人以上の人の手を借りて今度は映像が完成。

たくさんの人の東北応援の「えっさほい」を丹念に収録して音声にしたCDは昨年末に完成してミュゼップにも置いていましたが、こんどは映像。
DVDにして協力金としての販売はもうすぐですが、中身は全部youtubeにアップされました。
http://www.youtube.com/watch?v=aLxZobEM7e8&feature=player_embedded#!
東北の方はこれを見て下さい。関西の方はこれを買って下さい。
売上げは東北の浜辺に咲いていた「はまなす」の花の種を送り続ける活動基金になります。
DVDはミュゼップでもまもなく店頭におきます〜。郵送でも送ります。

実は、ずっと東北の方を助けるつもりでいましたが、これを見ると自分が励まされることに気づきました!歌の力はすごいし、「あっちとこっち」のような意識はあかんなぁ、と心が広くなりました。

「東北応援歌声メッセージ http://essa-hoi.net/
聞こえてくる「えっさ えっさ~♪」の大合唱は、約1000名分の歌声のエールです。日本各地や海外から届いた歌声は幾重にも重なり、温かく力強い世界の応援歌となりました。CD,DVD,iTunesの収益でハマナスの種を東北の沿岸部に届けていきます。東北の被災地の皆様に、私たちからありったけの愛をー」




退職記念講演会

2012年3月14日(水)
この時期は今年度で退職なさる教授の最後の講義が行われる。
今日、昔から知っている横山俊夫教授の講義「文明学への道」。
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2012/01/20120314prof_yokoyama_finallecture.pdf

研究者の一生をかけた智の集大成とは、と感慨に耽りながら聞く。
「三才学林」という自由闊達な学びの場も作られた教授だが、
江戸時代の庶民の文明状態から現代までを俯瞰し、かつ、このあとに続く大学での研究のあり方を示唆して終えられた。

機会を得て知己になり、尊敬していた先生方が身近から去って行かれるのは本当に寂しい。
もっともっとたくさん学べばよかったとも思う。このチラシ、一所懸命作らせてもらった。

入れ替わりに、フレッシュで真っ白な学生達も入ってきて、先人に学びながら、これから何年も何十年もかけて新しい智を形作る。

それが「生きている大学」というものの姿か。

合格発表

2012年3月9日(金)
今日、昼に大学に入ろうとしたら、ぞろぞろ人がやけに多いな〜、とおもってました。
そうなんです、合格発表の日。
今は、web発表なんてあるのかな、でも、やっぱり昔ながらに紙に張り出している受験番号を見に来る人は多いです。もっと多いのでびっくりしたのは、それぞれそろいのジャンパーを着て、勧誘や予備校のチラシを配っている人。こういうユニフォームの人に囲まれたら、なんであろうと入ってしまいそうです。

それはともかく、やっぱり嬉しそうな方を見てると笑顔が伝染します。

東北応援歌声メッセージKBS京都

2012年3月3日(土)ひな祭り

今朝、東北応援歌声メッセージ「えっさほいさっさ」というCDを作った深川和美さんが、KBS京都の「桂塩鯛のサークルタウン」の番組にゲスト出演。深川さんは、毎年「クリスマスキャロル」をロビーで歌ってくれてるソプラノ歌手。

「えっさほい・・」のCDは、子どもから会社、グループ、ミュージシャンさまざまな人たちが「えっさほいさっさ!」と歌うのをちょっとずつ録音して、音楽スタジオで何百人分の声を合体させ一曲に仕上げたCDです。
ミュゼップでもレジの横に、「くちびるに歌を」の募金とともにおいています。

「えっさほいさっさ」プロジェクトのミッションは・・
スタジオの人はその技術を、デザイナーはその絵を、コピーライターはその言葉を・・そして、数え切れない人々が歌声を寄せ合って「えっさほい」と応援した声を「声」として東北に届けること、
また、売上げはすべて東北の海岸の風物だった(そしてほとんど流されて無くなった)「はまなすの花」の種を送ること。

そして、これからもいろいろ走りながら考えていきます。

博物館のO館長も参加しています。
3月末にはDVDも出る予定。

みんなで「えっさほい!」。