カバの引っ越し

2011年1月31日(月)
休館日の今日は、明後日からのはやぶさ展の為に、ミュゼップの商品を総入れ替え作業中。
「ばっちり」(笑)、はやぶさグッズ仕入れてます!
いまミュゼップに棲みついているものたちが案外いっぱいあるんですが、場所が狭くてこの一週間はお引っ越し願っているところ。

カバ君たちもお引っ越し中。なんかね、3匹もいるんですね。
スタッフも我ながらおかしくって吹き出していますです。

ウィルス対策

2011年1月29日(土)
さて、いよいよ来週から、はやぶさカプセル展。
ということで、いま、ショップの中は仕入れた商品の段ボール60箱が山積み。
おっと、インフルエンザが身の回りで流行りだしたよう。
でも、超忙しいこんな時に罹るわけにいきません。
と、いうわけで、夕暮れ迫る帰りにホームセンターに寄って、いきなり三つも加湿器を衝動買い(自宅用)。ナノイー発生機、アロマ加湿器、そして写真のミニ加湿器。これはUSB電源なのでパソコンの横に置いて、「あたって」います。なんか、アロマできるし、ライトの雰囲気も「女子的」でなかなかいいのです。
あっ、はやぶさのDVDを見るためのポータブルDVDプレーヤーも買い込みました。
さて、万全!。明日の営業が終わったら店内の大模様替えです。
乞御期待!

めちゃくちゃ寒い

2011年1月27日(金)
今朝は霜が降りていました。雪より寒い。
このところ某お寺でのお仕事、(ミュージアムショップではないのだけど)。本堂に2時間ほど正座していると、冷凍庫にいるみたいで、からだがかっちーんと固まってしまいそう。うわぁ、からだを動かさないと・・
ぽくぽくぽく・・・とりあえず一心に木魚を叩く私。ごめんなさい。木魚の上にうっすら白いぼーっとしたものは、動いてる撥なのです。ぽくぽく・・・。いや信徒でないのに、ばちあたりかしら。
いやいや、本当にお坊さんはこんな寒さの中、裸足で作務衣ひとつ。やっぱりえらい。
博物館は暖かい、もうそれだけで、天国のようでした。あっ極楽か。

はやぶさ展・もうすぐ

2011年1月26日(水)
来週からはやぶさ展、そろそろ仕入れた関連商品がミュゼップに届きはじめてます。多数の来館者と期待されてるので、商品数も多い。

「だんだん、店が(ストック商品で)埋もれていきます・・・」(スタッフの引き継ぎノートより)
はい、その通り。狭い店がますます狭く。
普段が、おっとりしている博物館なもんで、「並んで入館」なんてのは初体験。
ショップもどの位仕入れていいものやら・・・てんやわんやです(笑)
でも普段扱ってない商品もいろいろあるので、楽しみです。

でもってやや混乱のなかで、明日「おはなしサロン」を敢行。
ちょっと自信ないけど、いつもがんばりまっす。

あっという間・クニマス展おわる

2011年1月23日(日)
今日は珍しい中坊教授による「クニマス」のセミナーが開催され、最高規模の180人がセミナーに来館。会場のミューズ・ラボ(40人)には当然ながら座りきれず、頭上にあたる2階の廊下から、半分以上の方が傍聴。ギャラリートークとしては最高(というか限界超え)の人数ですね。

私はこの日、因島に出張で不在、ミュゼップは新人スタッフが一人でてんてこまい。
田沢湖観光協会から仕入れた「クニマス百科」という本が20冊全部売れてしまって、これは誤算!この本は、地元の人の聞き取りなど丹念にクニマスの調査をしていて面白いのですが、そんなに一般的ではないので10冊位しか売れないやろ、と踏んでいて、残ったら楽勝で後で一冊、自分の分を買おうと思っていたのに、こんなあっという間に売り切れるとは・・・(^^;
写真は、てんてこ舞いのスタッフへの因島のお土産「はっさく大福」「みかん餅」。美味!

さぁて、来週は「はやぶさ展」ですよ。いいですか?

あっ、明後日は「ミュゼップおはなしサロン」の日でした!!!
うわ〜、なにごとも毎日「あっという間!」です。

シャ・ノワールとまぶさび

ご存じのポスター、フランスの20世紀初頃のカフェ(サロン)シャ・ノワール(黒猫)には、画家、音楽家、などさまざまな人があつまり、斜に構え、刺激しあっていたそうだ。
その一人サティの楽譜には、右ページに石版印刷の絵、左ページに音符の書いている譜面が対になっているのがあるそうだが、重ねると譜面がその絵とぴったり一致するように作曲されてるらしい。
「まぶさび」の篠原先生の方法詩の一つ、超絶短詩も、滝の「形」にことばが再構築されていたりするのだが、これって、同じ考えなんだね、と勝手に理解してます。

そして、ミュゼップはこんなふうなちくちく(刺激満点の)サロンでありたい、というのが目標です。みなさん、おおいにしゃべって行ってください。

「まぶさび」展

2011年1月18日(火)
いよいよ明日から「まぶさび展」
まぶさびってなに?。まぶだちとなんか関係あるん?
頭から「?」がいっぱい。
篠原資明先生が提唱した方法詩が展示してあったり、「まぶ滝」というかたち(ポスターもこの形)があちこちに散りばめられています。篠原先生は紫が好きなんですって。チラシは羊皮紙という名前の半透明のアート紙。これって高いんです。関係ないけど。
展覧会は、うまく説明できないけど、固くなってる脳みそをぐりぐり、ぱっちんとはじけさせ、文字やことばをバラバラにした時の快感とうつくしさ、稲妻に打たれる直感的な感覚を味わえます。写真は展示の一部です。
方法詩、まずかたちがあって、そこにことばと文字を当てはめる詩作、は現代音楽や美術にも賛同者がいるそうです。
今週は「クニマス展」と「まぶさび展」二つが同時開催です。盛りだくさん!

ミュゼップ新年会

2011年1月17日(月)
今日はミュゼップスタッフの新年会。
普段は、日替わりでスタッフが変わるのですが、年に一度はこうやってスタッフや関係者が顔を合わせて仲良く集まります。
美味しい京都料理と、お店からワインも頂き、おなかも満足。
学生4回生スタッフが、自分の研究のスピーチ。いろんな質問も飛び交い、学生さんの研究や視点が多岐にわたり、こういう時に、その話にそのまま「京大」の深さ、広さ、現代性を感じます。
偶然、今日が誕生日の人が二人も!サプライズ・バースデーケーキもたべて、しゃべって。
自慢じゃないけど、本当に最高のスタッフたちに恵まれて、嬉しいです。
ショップでは、このスタッフたちがお待ちしています。どうぞ声をかけて下さいね。

クニマスとクロマス

写真は共同通信社より
2011年1月14日
クニマス展が始まった。
ポスターがとてもきれい。深い湖を思わせる(クニマスは水深20-30mで産卵するらしい)、めずらしくシンプルでアート的。

クニマスって標本個体が世界中に17個体しかないんですって。
そのうち、9個体が京大博物館蔵。

今度隣の西湖で発見されたものは、クロマスと呼ばれていたらしい。
クロマスはそこに住むヒメマスと同じと思われていたらしいが、よく調べると絶滅したはずのクニマスだったというわけ。

もし、クニマスの標本がなければ、実物比較できないから、ここまではっきり「クロマスとクニマスは同じ」と言いきれないかもしれない。
一見こぎたなく古くさくても、標本って大事ですねぇ。

クニマスが生きていた!という結果に至るまでの経緯が年表になってます。
その経緯じたいが、リアルタイムで、へぇ〜!と面白いです。

「博物館行き」という 古いものをただ並べている代名詞のような「博物館の標本」にも、こんな生き生きした価値があるんですね!

はやぶさ展のポスター

2011年1月13日
さて、いよいよ、「はやぶさ」帰還カプセル公開展のポスターができました。
たくさんのご来場を予想して「整理券」が必要です。詳しくは博物館ホームページで。
寒い時期ですが、カプセル展示室までは、常設展の中を通っていくので、列に並んでお待ち頂いてもそんなに退屈しないかな?と思います。
 これははやぶさ探査機(宇宙ロケット)が、4000万km離れたイトカワに、公転しながら軌道ジャンプして近づき、しばらく並走して観察計測し、着陸し、資料採取(?)し、また地球に公転しながら軌道ジャンプしつつ飛び、合計5億kmの道のりを戻ってきたプロジェクト。
 はやぶさ探査機そのものが地球に戻るにはあまりに不調だったため、やむなく、資料の入ったカプセルだけをはやぶさ本体から分離したのです。はやぶさ探査機は大気圏で燃え尽きましたね。テレビでご覧になりましたか?
 カプセルは、鍋底のような断熱材と特殊塗料で守られた、約1万℃の摩擦熱で塗料を蒸発させながら大気圏に突入し、その後、くす玉のように鍋底となべぶたの半分にぱかっと割れて、中からパラシュートがついた大事な資料容器と頭脳の部分の機械がゆっくりとオーストラリアに落ちたというわけです。
 落ちたカプセルは、偶然探し当てたのではなく、大気圏突入時から、空中隊(飛行機)、地上隊、レーダー観測隊、などといくつものグループが観測追跡していました。

というわけで、2月3日は吉田神社の節分でもあり、最高に賑わいます。
2月4日(金)は閉館時間が夜7時まで延長されます。
どうぞ、よぉけのお越しを、おまちしとりますえ。

クニマス展(速報展示)決まる!

2011年1月12日(水)
昨日、「クニマスは展示されてませ〜ん」と書いたばかりと思ったら
ややや、明後日14日から展示されることになりました!
クニマス〜70年ぶりの生存確認〜
・・関係ないけど、このタイトルって、ミンダナオ島で戦後1人で頑張っていて数十年ぶりに日本に帰国したY井さんを思い出しました・・・(古い?)

今日もお客さんが来られて、クニマスがないので?残念そうに帰って行かれたのが申し訳ないですね〜。14〜23日にまた来て下さるといいな。
23日の午後には中坊先生のトークもあります。これはとても珍しいことです。

クニマス自体はなんの変哲もない標本なので、「なーんだ」と思われるかもしれませんが、実は、昔からの一つ一つの標本たちはこういうびっくりするようなストーリーをしっかり秘めているんですよね。

笑っていいともにさかなクン

2011年1月11日(火)
去年、絶滅したと言われているクニマスが別の湖で生息していることを、さかなクンが発見してニュースになったのは記憶に新しいできごと。
さかなクンがいつも相談していたという、京大博物館の中坊教授もマスコミにひっぱりだこでした。
さて、今日仕事中、ケータイメールが入りました。「いま、テレビの「笑っていいとも」にさかなクンがゲストにでて、クニマスや京大博物館のことを連呼してます〜」と。

私の普段の仕事場は残念ながらテレビが見られないので見てないのですが、どなたかご覧になりました?明日はお客さんいっぱい来るかな?(笑)
・・・でも、クニマスは残念ながら常設展示してないんですよね〜。
(収蔵庫の標本瓶に浸かってます)

新しいスタッフ

2011年1月
今のほんとに心強い学生スタッフ達も4回生や5回生で就活や卒業が間近になってきました。
何人かは後輩の学生にバトンタッチ中。
新人さんもスタッフ研修の後、そろそろ1人で任される時間もスタートしてます。
みんなとても緊張しているので、声をかけてやってくださいね。

2011年初開店

2011年1月5日(水)
今日から博物館も開館。
松の内とて、ちょっとあらたまった気分になりますね。
さて、関西では、会社からは商売の神さま「伏見稲荷」に初詣に行くのが慣わし。
というわけで、やってきました、ここはすべてお狐様。
おみくじは、スタッフのうち、3人が大吉。
今年はいいことがあるかな?!
参詣の後は、焼き鳥屋さんに寄って稲荷寿司と鶉の焼き鳥で一杯、というのもこれも慣わし。
さて、今年は2月にまぶさび展、はやぶさカプセル特別公開など、年初から活動的な年です。

初詣

2011年1月1日(土)
明けましておめでとうございます。
そして、今年の最初の私の初詣は八坂神社。
ここは除夜の鐘で有名な知恩院は隣だし、八坂神社はお雑煮の火種にする「おけらまいり」(縄に火種をもらい、火が消えないようくるくる回して歩く)でも有名で混み合っています。
昔は夜中からの初詣にも晴れ着の人がたくさんいましたが、今は、外国含め遠くからの観光客の方がたくさん。みなさまにも御利益がありますように。
楽しい参道の屋台は台北のシュウマイや、インドカレー、シシカバブ、メロンパン・・・など色々。新しい屋台は、「たこせん」の上にコーンをまぶし、目玉焼きをのせマヨネーズたっぷりのもの200円。これは安い。行列ができてました。

さて、京大博物館、新年は5日から開館です。
今年もよい年でありますように。神様に10円でいっぱいおねがいしときました。