ウフィッツィの出会い

2013年1月16日
昨日のレセプションでこんな感想を寄せてくれた
京大院出身の小説家・かんちくいずみさん
http://ameblo.jp/kanchikuizumi/entry-11450659990.html

「博物館」をみごとに捉えてくれてます!
若い女性の新鮮な感性でとても素敵なエッセイ。
これからも注目されます。
みなさんも絶対 応援して下さいね。

ウフィッツィであそぶ

2013年1月15日(火)
ウフィッツィバーチャルミュージアム展に先立ち、今日が関係者内覧会とレセプション。

イタリア関係、博物館関係、京大関係、京都市関係日立関係、アート関係・・と様々な方々が100人以上お集まりになりました。
そして、ケータリングは京都のイタリア料理数店から協力、あの「イル・○○○」なんていう有名店も。

そして、門川京都市長を始め、数人のご挨拶のあと、博物館で子どもワークショップもしてもらっている、新内志賀さんに特別に、ウフィッツィ都々逸、ペトラルカ小唄(ルネサンスの詩人の詩をイタリア語で)、京初春美神誕生(みやこのはる・やかたにびじんみちみちて)浄瑠璃、を披露して下さいました。
すっごくおもしろかったんですよ!楽しいあそびをさせて貰いました。
だって、最高のイタリアをお迎えするんだから、京都風、最高のおもてなしでした。
これはミュゼップ店内で流そうかなぁ・・・。



なんと、「古事記と宇宙」で御世話になったミュージシャンの喜多郎さんと柴田先生(花山天文台長)も来られました。なにかまた楽しい悪巧みをされてるようです。幼心のお二人はずいぶんと意気投合。


ということで、あまりに力を入れすぎたために、レセプが終わったら「あ〜、ほっとした〜(終了)!」という感じに(笑)。
いえいえ、明日から、二ヶ月間、展覧会はたっぷりありますから、どうぞお越し下さいませ。

ウフィッツィ・ヴァーチャルミュージアム




2013年1月14日(月)
そして、もうひとつ。
明後日から、ウフィッツィ・ヴァーチャルミュージアムが開会。
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0033.html

イタリア・フィレンツェのウフィツィ美術館から、有名な絵の数々を高精度のデジタルデータにしたものを再現した展覧会です。

レプリカ、というにはあまりに質感ともにすばらしい迫力です。
それに、画面でもおみせするので、両方で楽しめます。下記は設置作業の途中の写真です。わくわくするでしょう?


今週から、常設展、マリア十五元義図展、ウフィッツィヴァーチャルミュージアム、と盛り沢山です!
美術系なので、心もきれいに?(笑)


マリア十五元義図展(茨木市共催)

2013年1月13日(日)
先週から、「マリア十五元義図」展始まりました!
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0032.html
今回は、京大博物館の所蔵するマリア十五元義図と、茨木市にあるマリア十五元義図が2点向かい合わせに同時展示。
現存するのはこの2点だそうですから、これは世紀のご対面。

一年に一ヶ月以上は、傷むので展示できないこの図は、隠れキリシタンの貴重な遺物です。
弾圧されていた時に、隠れキリシタンのムラで、祭祀には密かに集まってこの絵(掛け軸になってる)をかけて、祈り魂の平安を願ったことでしょう。それを考えながら絵を見ると、感慨深いものがあります。

同時に研究により、日本人が描いた、どのような技法で、どんな時期に・・というのがわかりつつあり、人々の信仰と生きる哲学の強さというのを感じます。

2月初旬まで。

今回は、クリアファイルとチェンジングカードをつくりました。
ミュゼップで売ってます。どうぞお越し!

謹賀新年


2013年1月3日(木)
明けましておめでとうございます!
京都の年越しといえば、いくつもありますが、やはりここ、八坂神社。
今年は例年より混み混み。
でも神さんだって、安穏と構えてるわけじゃないようです。

二、三年前から急に、若い女性やカップルが列をなし始めた、八坂神社の境内の二つのお社。派手に境内で立て看板など宣伝もしています。

一つは恋の成就、もう一つはこの写真の「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」。
なんでもここにお参りすると美人になるとか、いや、美人が集うお社とか・・・?。

あら、あっという間にパワースポットになってます。

神さんの物語(古事記とか)は、1300年も持ちこたえてきた宝袋なのですから、そこからは、商売も福もなんでも取り出せます。パワースポットとか恋みくじが、安っぽいような気がするとかは、現代の尺度だから、頭が固いよ〜と思います。(といいながら、なぜ書く?(笑))
なんでも、いろんな角度からの価値を貪欲に見せるのも、いいかもしれないな、と。

今年はわたしはメデューサ。
わたしはあちこちに「ちょっと噛み」しながら、楽しんで博物館の海を泳ぎ回ります。
決して見つめても石にはなりませんから、お手柔らかに!