石に響くウード


2013年6月22日(土)

急ぎで決まったライブでしたが、わざわざお越し下さったお客様も含め、博物館ならではの常味裕司さんのトーク&ライブでした。

アラブという、地中海からアフリカ大陸を含め広大な面積と人口を含む世界の音楽。
私たちが「常識」と思ってること・・例えば12音階は一地方の音楽でしかないこと・・などは世界的には常識じゃないことも多い、ということも含め、繊細な音の調べに耳を傾けたひとときでした。

夜は、別の場所で本格的にアラブ・トリオのライブでした。


ダルブッカ(タブラ)と5度4度に調律したバイオリンとのトリオ、だんだん自然に盛り上がり、掛け合いも楽しく、「こういうのを一晩中聴くのって、人間が大きいなぁ」とおもってしまいましたよ。

どうしてこんな死セル者ノ音を活キテ聞ク、音楽とはなんぞいの?とまたまたぼーっとかんがていました。
研究は常に新しいものを思索するのに。


ミュゼップサロン「世界の音楽を知ろう アラビア・トーク&ライブ」


2013年6月17日(月)

今週末!
ロビーで、ウードのトーク&ライブがあります。
ウード演奏とお話は、日本を代表するウード奏者、常味裕司さん。
実に繊細な音律のアラビア音楽。シルクロードの行き先・・あまり聞く機会がありませんが、ぜひこのウードの演奏とお話を聞きにいらしてください。

中東の演奏者よりすごい!といわれる常味さんですが、普段はソフトな語り口の男性です。楽器をみるだけでも楽しいです。

ロビーではぴちぴちの学生・宮崎君が「21歳.21カ国の旅」写真展を延長して開催中。
若い冒険譚と、せつない音楽とのひととき、どうぞお楽しみに。

無料(入館料は有料です)