収蔵庫

2010年12月
博物館の資料の大半は収蔵庫にあります。
地下の収蔵庫には、100年前の学生教材やら連綿と続く研究の各標本、植物標本など、自然史系の資料が気が遠くなるくらいぎっしりと詰まっています。
単に役に立つとか、古いとかより、ガラス瓶の美しさ一つとってもすべて個性的。
全部、たくさんの人が触って観察してきたんだなぁ。人間くささがぷんぷんする場所。
これらの膨大な「もの」が夢物語のようなサイエンスをささえてきたのか〜。と実感す。
これからの研究は「データ」やアーカイブという形にとってかわられるのかもしれないけど、ここはラベル一つとっても、緻密に真面目に書き込んだ筆跡でその人の性格が伺える。

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