2011年11月16日(水)
今日から「尊厳のためのデザイン」(と思っていたら)「インクルーシブデザイン」展が始まりました!(「埃及考古」展もやっているので、今は、常設展+二つの企画展が平行して開催されています)
少し前はユニバーサルデザインと言っていた日常のものや社会のデザイン、子どもや障碍者、力の弱い年配の方などが社会で暮らしやすいために工夫されたデザイン、もういっぽ「人」に寄り添って、「誰かのためにきちんと使いやすい」形にするのがインクルーシブデザインということ。要は、「町や社会、そして人の生き方をプロデュースする」のが「デザイン」かな。
さて、この写真は展示室内の「アサノハウス」と名付けられたスペース。浅野翔さんの部屋を丸ごと持って来たそうで、週末のワークショップでは「日常の中に潜むあることがらを発見する」ための舞台でもあります。
奥の半跏思惟ポーズは担当のS准教授、そしてにっこり笑ってカメラ目線でいるのはこの道の先達で、企画展実行委員会のたんぽぽの家のMさん。
いくつもの展示の中で一番心を打たれたのは、やはり一番の尊厳の場、遺体を「包む」、でした。
一番「日本人」の心の奥底に綿々と伝わってきた「自然と尊敬と慈しみと様式の文化」を感じました。これは本当に素晴らしいです。
あなたはどう思われますか?
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