2911年10月22日(土)
今日は文字のワークショップ。
「書くモノと書かれるモノ・・筆記具と被記具」の技術史のお話。
1時間目は「世界中の文字の歴史」、言語は何千とあるけど、文字は現在「エジプト象形文字」系と「漢字」系の二種しかないんですって。
体験では、「粘土に楔形文字を書いてお守りを作ろう」。この写真です。
でもぶきっちょな私は「神よ、私を良く守りたまえ」という文の「神よ、私を」と書いたところで一杯になってしまいました。隣の方の手元を覗くと・・もっと小さく書かなきゃいけなかったんです。えーい、めんどい!どうせ私は書記官にはなれません。
2時間目は、港千尋さんと泉先生の対談、レバノンの石棺の文字、青銅板の(偽)呪文などの写真をみながら、「書かれるモノ〜石、鉛板、紙〜によって、書く内容=石には契約や休戦協定、板は掲示板など、と違う。
「のろいの鉛板」では、一般人が神さまに呪いを伝えるのに死者の霊に託していたこと、「公衆浴場で私の服が盗まれた。なんてことだ、盗んだヤツに災いを!」。
今の私たちは笑いますが 当時の市井の人の腹に据えかねることが書いてあるらしい。
3時間目は、いよいよ空中描画。ちょっと機械の調子が悪くて、先に奥村昭男先生のフォントとそのアニメーションのデモを見せて貰い、その後、治った機会で、空中描画の体験。
参加者から体験した彼女は初めてなのにとっても上手でした。モニターに映っているのは空中に彼女が書いた「由」と言う字。空中なので奥行きの感覚が取れず目視も揺れて、難しいらしい。
しかし・・・朝からびっしり慣れない授業(笑)。つ、つかれた〜
0 件のコメント:
コメントを投稿