2011年10月18日(火)
明日から始まる「埃及考古」展の記者発表と関係者発表会が行われました。
これものすごくおもしろいです。
年に一度くらいは、日本ではどこかの博物館でエジプトの展覧会がありますが、
それは金のマスクや秘宝など「もの」を見に行くのには楽しいのですが、
今回の京大博物館の「埃及考古」展はひとあじ違います。
ロンドン大学のベトリー教授と京都帝大の濱田耕作教授との師弟の厚い信頼が礎となって始まった日本の考古学の歴史。
文学部資料館に収蔵されていたエジプト資料からそれらを解き明かします。
歴史を遡って見ると、一つの学問が学問として成り立っていく間に、どんなに「人の心」が重いものか見えてくる、とてもおもしろい展示です。
さぁ、明日から来館をお待ちしています!
写真は絶世の美女・ネフェルティティの頭像レプリカ
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