2011年12月30日(金)
年の瀬に、しゃれた写真で締めくくろうと思っていたら、
適当なものがないうちにほんとに晦日になってしまいました。
よい歳をお迎えください。
いろいろな説があると思いますが、私は歳神さま、という古来の農村のイメージが好きです。
正月はもともと歳神を迎えて祀るための行事。〆飾りや鏡餅なども歳神を迎えるためのもので、玄関や門柱に立てる門松も歳神様を招くための依代だそう。歳神は、大晦日の夜に各家庭を訪れ、一年間の健康と幸福を授け、小正月に再び還っていく。
歳神様は、柳田国男によると農耕を司る「田の神」であるとする説や、先祖の霊であるとする説、またそれらを統合したものだなど、地域や研究者により捉え方は違うのでしょうが、私は やはり一年を単に時間が物理的に経過したというより、素直に「年を越す」という感覚が好きですね。
ということで、いまから遅まきながら掃除に邁進して(!・・実はまだじたばたしてます)少しでも清々しい新年を迎えられますように。
そしてもちろん、みなさま良い歳をお迎えになられますように。
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