2011年12月7日(水)
今日から、新しい企画展、「ジョルジョ・ヴァザーリのウフィッツィ:建築とその表現」展が始まりました。
わが後輩、哲学(美学)を勉強したのですが「あれ〜っ、ウフィッツィって、あのヴァザーリの設計なんだ〜!」。「あのヴァザーリ」というのは、イタリア美術史研究の方が有名だから。
ウフィッツィって、英語でいうとオフィス。あっそうか!。瞬時にとてもよくわかりやすくなりました。
とてつもなくなが〜い建物、そして川を挟んだ空中回廊。テレビでやってましたが、その模型もあります。上から見ると、直角じゃない家がごしゃごしゃとあるのが、すごく面白い。
日本の中世にはないですね。こういう家の建て方。
ほとんどは写真資料ですが、大学院生のみなさんの説明がすばらしい。
中でも一番「京大博物館らしいな」と思うのは、ヴァザーリに傾倒したり、影響を受けた人の資料が京大にあること。それがこのガラスケースの中です。
和辻哲郎や須田國太郎や・・意外です!
ヴァザーリ君を描いた大学院生のMさんとは、「ヴァザーリグッズを作りましょう!」と速攻お約束!。楽しみが出来ました。ご期待下さいね。
また、美術修復専門の別の大学院生の人、「修復は思想なんです」と岡田先生。
直感的に、とても納得しました。もっと聞きたいです、この話。
博物館って不思議なところですね。
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