2011年1月13日
さて、いよいよ、「はやぶさ」帰還カプセル公開展のポスターができました。
たくさんのご来場を予想して「整理券」が必要です。詳しくは博物館ホームページで。
寒い時期ですが、カプセル展示室までは、常設展の中を通っていくので、列に並んでお待ち頂いてもそんなに退屈しないかな?と思います。
これははやぶさ探査機(宇宙ロケット)が、4000万km離れたイトカワに、公転しながら軌道ジャンプして近づき、しばらく並走して観察計測し、着陸し、資料採取(?)し、また地球に公転しながら軌道ジャンプしつつ飛び、合計5億kmの道のりを戻ってきたプロジェクト。
はやぶさ探査機そのものが地球に戻るにはあまりに不調だったため、やむなく、資料の入ったカプセルだけをはやぶさ本体から分離したのです。はやぶさ探査機は大気圏で燃え尽きましたね。テレビでご覧になりましたか?
カプセルは、鍋底のような断熱材と特殊塗料で守られた、約1万℃の摩擦熱で塗料を蒸発させながら大気圏に突入し、その後、くす玉のように鍋底となべぶたの半分にぱかっと割れて、中からパラシュートがついた大事な資料容器と頭脳の部分の機械がゆっくりとオーストラリアに落ちたというわけです。
落ちたカプセルは、偶然探し当てたのではなく、大気圏突入時から、空中隊(飛行機)、地上隊、レーダー観測隊、などといくつものグループが観測追跡していました。
というわけで、2月3日は吉田神社の節分でもあり、最高に賑わいます。
2月4日(金)は閉館時間が夜7時まで延長されます。
どうぞ、よぉけのお越しを、おまちしとりますえ。
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