2011年9月23日(金)
今朝の「クラインの壺」の写真を見ながら、またまた「あれに似てるかな」と思いついたのがこれ。
「パリの空気50cc」マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp, 1887年7月28日 - 1968年10月2日)
現代アートの父といわれるデュシャン。当時のトンデモ美術を次々発表していた彼が、パリからアメリカに行くときに、薬局でガラスアンプルを購入し中身(生理食塩水)を捨てた後 口をふさいだものがこれ。
中に入ったパリの空気が土産だと、アメリカの金持ちのパトロンに渡したというアート。
言い訳なんかつけなくっても、かっこいい。
関係ないけど、昔の医療器具ってどれも美しくてぞくっとします。
今のポリエチレンの点滴の、くたっとなった袋を見ると、なんかへらへらで情けない・・あ、これは勝手な感想です。念のため(笑)
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