2011年6月15日(水)
ミュゼップの横のテラスで、今日の午後「ポケゼミ」がありました。このポケゼミというのは、京大で数年前から行われている全学共通・新入生向け少人数セミナー「ポケット・ゼミ」のことです。新入生、至れり尽くせり。
今日のゼミの内容は、博物館の塩瀬先生による「コミュニケーション・デザイン」。
写真右端の、後ろ姿も凛々しい男性が塩瀬先生。
最適なコミュニケーション能力を引き出せるのは、「場」や「デザイン」の力が大きいんですよ、と塩瀬先生。
・・・コミュニケーションというからには、「ひとのこころの動き」が根源にある。
人のこころは、無意識に周囲の環境に影響される。例えば、「野山」で食べるおにぎりは美味しいし、知らない人ともすぐ仲良しになれるが、「狭い暗いところに詰め込まれ」たら、イライラして誰とも話したくないだろうし、自由な発想も浮かばない。脳が固まってしまうって感じでしょうか。・・・デザインって、形だけじゃなく、無意識の領域で大きく人間の行動と思考を左右するのねと、勝手に理解。
このポケゼミでは、毎回、教室・カフェ風テラス・町家など、場所を変えながら、ワークショップ・テキストの企画も考えるんだそう。学びながら自分たち自身で実験しているようなものですね。
ああ、面白そう・・・。
私も、こんな楽しいゼミを受けたかったなぁ!
あっ、ポケゼミではなくて、「ボケ」ゼミになりそうですが・・・。
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