蔵書印

2012年2月23日(木)
京都大学は京都帝国大学として創立されたのが1897年ですから、今年で115年、だいたい吉田神社のふもとの同じ場所にあるものの、建物や学部、組織などは大きく変わっています。

一人が大学で仕事や研究できるのはせいぜい20〜30年、ですから、次世代くらいに研究資料や蔵書を申し送りしたとしても、100年以上経つとすでに埋蔵文化財さながらの遺物。そして散逸、破棄。多分何千万点あるでしょうか?膨大すぎて、整理・判別することもなかなか。

写真は、ある資料の大学の所蔵印。なんと読めますか?
残念ながら破れてるので廃棄になるようですが、いつごろ、どんな役の人が、どんな顔をして、どんな机ででどんな風に押したか、その風景を想像すると楽しいことかぎりないです。

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